リニューアルのお知らせ

コロナ禍により合唱をはじめ様々な表現活動が制限されて丸1年になります。

私が関わっている合唱団5団体中、昨年3月以降現時点までにオンラインも含め何らかの活動を再開しているのが3団体、検討はしているものの具体的な動きにはなっていないのが1団体、そして休止状態の1団体、これが現在の状況です。

再開している団体の実際は、昨年6月からほぼ毎週1回の対面練習を継続している川口市民合唱団、9月から対面練習をスタートして12月ジョイントコンサートを開催した東京農工大学・女子美術大学混声合唱団、昨年10月からオンラインでの合唱講座・音取り練習に取り組んでいるクラーク・クラブ、と、合唱団の個々の状況に応じて活動の内容は異なります。

コロナ以前は、混声・男声、学生・社会人、構成メンバーの年齢層などの違いはあれ、定期的に練習を重ね、何らかの形で演奏会を開催する、そして何より合唱を愛するという共通の基盤で活動されている方々に向けた発信としての「ウイークエンドコンダクターのブログ」でしたが、上記のように各団のコロナ禍への対応に大きな差異が生じ、共通の広場として機能させることに困難を感じるようになりました。

今後、ワクチンの効果が発揮され、いずれは以前と全く同じような、マスクなしでソーシャルディスタンスを気にする必要もない活動ができるようになるのかもしれませんが、それが私たちの活動意欲につながるのかどうか。外出の恐怖を拭い去ることができるのか。不要不急という位置づけを覆すことができるのか。命が命を生むように、活動意欲は何らかの音楽活動を継続することによって生まれてくるものです。

という訳で「ウイークエンドコンダクターのブログ」の内容を一新することにしました。

まだ構想の段階ですが、合唱というカテゴリーにとどまらず、音楽がもたらす感動・共感・参加・喜び・慰め・希望をテーマに発信していきたいと思っています。

 

2021年7月13日 (火)

ショパンコンクール

7月12日からショパンコンクール(https://chopin2020.pl/en/)の予選がはじまりました。

2020年に予定されていましたが、コロナ禍のため今年に延期されたのです。

(詳細はこちらのサイトをご覧ください。)

上記のサイトには予選のスケジュール・出演者をはじめ懇切丁寧な案内が掲載されています。(日本人もたくさん挑戦しています)

YouTube(https://youtu.be/JMUXtfI3_lc )からライブ配信されています。


2021年4月25日 (日)

愛情物語

両親に連れられて、ちいさいころから映画、それも洋画をよく見た。

ミュージカルや音楽が絡む作品が好きだったから、そこで私の音楽嗜好の基盤ができたのかもしれない。

実在のアメリカのピアニスト、エディ・デューチン を主人公にした「愛情物語」(1955年製作)は当然のことながら全編ピアノ曲がちりばめられていた。中でも私の心に残ったのは 主題曲”To Love again"。華麗なピアノとオーケストラのロマンティックな曲調にすっかり魅せられた。

ボーイソプラノだった私は、声が良い、歌が上手い、などと言われて新聞社主催のコンクールに出場したりしたが、ピアノや楽器を習うような環境ではなかった。音楽への憧れは強く持っていたが、それで将来の身を立てようという「発想」がなかった。

後に、”To Love again"がショパンのノクターンOp.9-2をもとにしたアレンジ曲であることを知る。

Chopinとの最初の出会いだった。

2021年4月 4日 (日)

音楽事始め 私家版 ~チャイコフスキー~②

1988年、成城合唱団の指揮者に就任した。
最初のミッションは3年近くかけた成城合唱団にとっても初物のブラームスの「ドイツレクイエム」。
1990年10月28日~11月1日、小澤征爾さん指揮、新日本フィルハーモニーにより伊勢崎市文化会館、人見記念、日野市民会館、大宮ソニックシティの4回公演が行われた。私にとっては成城合唱団指導の適否が問われる試金石でもあったが、こうして30年以上続けられたところを見ると、何とか合格だったようだ。

そのご褒美という訳でもないだろうが、その翌々年の1992年にスタートした第1回サイトウキネンフェスティヴァル鑑賞ツアーのお仲間に入れていただいた。集客を心配した方々が小澤さんの応援のために企画されたツアーだったと後に伺ったが、2回目からは極めてチケットの取りにくいクラシック・コンサートの代表格になったのはご承知の通り。

確か50名ほどのツアーだったと記憶する。1992年9月5日(土)オーケストラ・コンサート、9月6日(日)オペラ「エディプス王」の二つの公演を鑑賞した。

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オーケストラコンサート二つ目のプログラム、チャイコフスキーの『弦楽セレナーデ』

小澤さんによって最初のタクトが振り下ろされた時、私は耳を奪われ凍り付いた。色艶を感じさせる美しくも力強い弦楽器群の響き。これまで耳にしたことのない音色。競うように身体全体を使って演奏する故齋藤秀雄氏の弟子たち。オーケストラ全体が波打つように躍動する未だかつて目にしたことのない姿。

まぎれもなく世界水準の超一級品のオーケストラだった。

後半のプログラム、ブラームスの交響曲1番を聴きながら私は何度も自分に問いかけていた。

”オマエは何か大事なことを忘れていないか”

音楽の教員になってからオーケストラ曲を特に楽しみとして聴く機会が減っていたことは確か。また、専門にありがちな批判的(クール)な音楽へのアプローチになっていたのかもしれない。

『感動』を忘れていた。

2021年3月28日 (日)

音楽事始め 私家版 ~チャイコフスキー~①

クラシックのレコードを、といってもソノシートだけど、初めて購入したのはバレー組曲『白鳥の湖』”情景”だったと記憶する。

小学校5年生頃か、なぜ『白鳥の湖』だったのか、まったく覚えていない。バレーにはほとんど興味がなかったから、単純に哀調を帯びたオーボエのメロディと劇的なオーケストレーションに惹かれたんだと思う。

チャイコフスキー作曲:バレー組曲『白鳥の湖』1.情景

カラヤン・ベルリンフィル(1971)全曲盤

チャイコフスキーには好きな曲が多い。

 

交響曲6番「悲愴」は Tchaikovskyの伝記映画(ソビエト連邦)で、

主人公が枯葉を踏みながら、確かモスクワの音楽院へ向かうシーンで第4楽章が流れ、私を打ちのめした。

チャイコフスキー自ら指揮をした初演の8日後に倒れ、帰らぬ人となった、といういわくつきの曲。

ちなみに指揮はRozhdestvensky(ロジェストヴェンスキー) オケはレニングラード・フィル

 

Rozhdestvensky · London Symphony OrchestraのYouTube映像

そして極めつけは…

(②に続く)

2020年12月27日 (日)

東京農工大学・女子美術大学 ジョイント・コンサート 本番

12月20日 女子美術大学音楽部のステージは中止となりましたが、他の3ステージで演奏会を開催することができました。

合唱活動におけるコロナ対策を十分に立てて本番まで持っていくというのは並大抵の労力ではありません。学生だから、若いからという面は見逃せませんが、運営能力の高さにまず驚きました。学校側の認可を得るため、強かに粘り強く交渉し開催にこぎつけた手腕は賞賛に値します。その背景にあるのは、団結成以来67年の伝統ある活動をコロナごときで中断したくないという強い思いと、学生合唱団にとっては1年でも活動を休止すれば持続性が失われるばかりか団消滅の恐れさえあるからでしょう。自分たちの所属する合唱団の存続への真摯な願いが結実した日となりました。

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東京混声合唱団スタイルのマスク着用で歌いました。普通のマスクより歌いやすいようですが、無表情に見えないように歌うのが課題です。本番はまずまず良かったのではないでしょうか。歌の出来ということでは、今年の練習状況から考えればベストを尽くせたと思います。

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(前3列の座席は使用不可としました)

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会終了後は恒例のロビーでのお客様の見送りはなく、もちろんその後の飲食を伴うレセプションもありません。その分、ロビーで演奏会お開きのセレモニーや挨拶が行われ、短いながら実のこもった「打上げ」になりました。


(お客様への案内)
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O氏(OB:合唱指導者)の挨拶中「これから2週間コロナを発症することなく過ごせた時、本当に成功した演奏会だったといえる」という趣旨の発言が心に残りました。

2週間後は1月3日

新年が良い年でありますよう。



 

2020年12月 6日 (日)

東京農工大学・女子美術大学ジョイントコンサート

9月から練習再開には至りましたが、例年の定期演奏会は取りやめて個々の関係合唱団同士のジョイントコンサートの開催を目指すことになりました。この3ヶ月はなかなか困難な道でした。それでもこの伝統ある活動を次につなげるため頑張ってきました。その志(こころざし)良しとお思いの方は、是非応援のエールをお願いします。

12月20日(日)14時開演

会場:秋川キララホール(入場無料)

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